フードバンク業務管理システムとは
特許ライセンス取得
「フードバンク業務管理システム」は、2024年1月12日付けで「商品管理システム及びプログラム」に関する特許ライセンスを、特許権者である長谷川智史との契約により取得しました。
[プレスリリース]「フードバンク業務」に特化した「商品管理システム及びプログラム」に関する特許ライセンスを取得(PDF版)
< 特許概要 >
発明の名称 | 商品管理システム及びプログラム |
特許番号 | 特許第7400036号 |
登録日 | 2023年12月8日 |
特許権者 | 長谷川 智史 |
「フードバンク業務管理システム」は、株式会社アクアリーフが独自に開発した、フードバンク活動を支援する全国初のフードバンク事業専用のシステムです。
フードバンク活動で行われる「食品の寄贈~保管~提供」にかかる全ての処理がシステム上で簡潔に管理、確認することができ、フードバンク活動に関係する全ての方々の煩雑な工程が効率化されます。
トレーサビリティなど法制度を踏まえたフードバンク業務管理システムの導入により、持続可能なフードバンク活動を安心・安全に、推進していくことが可能になります。
フードバンクとは
品質に問題がないにもかかわらず、市場で流通できなくなった食品を企業や個人から寄付を受け、生活困窮者や福祉施設へ無償で配給する活動および、その活動を行う団体。
アクアリーフの取り組み
私たち アクアリーフは、2020年より、平塚市と認定NPO法人フードバンク湘南(旧:フードバンクひらつか)との共同事業である「平塚市食品ロス削減事業並びに相対的貧困解消事業」において、フードバンク業務管理システムの開発を担当し、提供しております。(認定NPO法人フードバンク湘南 公式HPはこちら)
フードバンク・スタッフの誰もが利用できる使いやすさで、業務効率の改善と利便性を向上させる、IT化と同時に一部AIも活用したシステムです。寄付品の提供者(スポンサー)にとっても、賞味期限管理機能やアレルゲン管理機能を有することで安心して食品を提供できるようになります。
また、フードバンク法の食品提供企業に対する「全額損金扱い」の適用条件へも対応している為、提供事業者の節税効果にも役立てることができます。本システムの活用が、民間企業の積極的なフードバンク支援につながり、食品工場やスーパーなどの「フードロス削減」への貢献につながることを期待しております。
フードバンク業務管理システムで実現する4つのメリット
アクアリーフのフードバンク業務管理システムは、生活困窮者・フードバンク事務局・食品提供会社・自治体に、「(三方良しならぬ)四方良し」を実現するシステムです。
- (1)スムーズな食糧提供(生活困窮者)
- (2)寄贈品の賞味期限と在庫の管理(フードバンク事務局)
- (3)フードロス削減と税制メリットの供与(食品提供企業)
- (4)焼却ゴミの削減(自治体)
フードバンク業務管理システムの主な機能
- (1)提供食品の賞味期限と、受入~提供までの記録を一元管理
- (2)食品提供企業に対して「全額損金扱い」への対応
- (3)フードバンク・スタッフの誰もが利用できる使いやすさ
フードバンク業務管理システムの概要紹介
1、食品全てをバーコード管理
受入れ時に JAN コードを読み取り、バーコードラベルを発行し、フードバンク内のすべての食品がバーコードデータ管理され、出荷情報も一元管理されます。
受入情報:「いつ」「誰から」「何を」「いくつ」「賞味期限」
出荷情報:「いつ」「誰に」「何を」「いくつ」
2、アレルゲンの管理
食品アレルギー「28品目」のデータを管理。
「食品摂取時の注意事項」も管理し、安心・安全な食材提供を行える仕組み。
3、食品受領書
食品提供企業向け「食品受領書」を出力。
本書面は、税制上の「全額損金扱い」の証明書となります。
4、会員登録(地図機能付)
食品提供を受けるフードバンク会員の個人情報を管理します。
また、配達担当者が、スムーズに配達するための補助機能として、スマートフォンで配達先の地図が表示されます。
メディア掲載情報
新聞・情報誌
【神奈川新聞】(2021.01.24)
外部サイト
テレビ
- 【テレビ神奈川】(2020.12.17放映)
- 【NHKおはよう 日本】(2020.12.19放映)
お問い合わせ先
お問い合わせは、フードバンク業務管理システムHP(お問い合わせページ)までご連絡ください。